アクセルスペースの軌道離脱装置「D-SAIL」搭載の小型実証衛星4号機 2026年末ごろ軌道上実証へ
Update: 2025-12-15
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「アクセルスペースの軌道離脱装置「D-SAIL」搭載の小型実証衛星4号機 2026年末ごろ軌道上実証へ」 小型衛星の開発・運用を手がける株式会社アクセルスペースは2025年12月15日、同社が開発した膜面展開型デオービット機構「D-SAIL」が搭載された小型実証衛星4号機「RAISE-4」が、アメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)のロケット「Electron(エレクトロン)」で日本時間2025年12月14日に打ち上げられたと発表しました。D-SAILは、運用終了後の衛星が軌道上に残存する期間を短くすることを狙った軌道離脱装置です。面積約2m²、薄さ数十ミクロンの膜面を展開し、軌道上にわずかに存在する大気の抵抗を利用して高度を徐々に下げ、大気圏再突入を促すとしています。同社は、RAISE-4でのD-SAIL実証を打ち上げから約1年後となる2026年末ごろに実施する予定で、D-SAILにとって「軌道上で初めての実証機会」になると説明しています。
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